水島臨海鉄道に乗ってコットンメーカー テイメン工場見学※通訳案内士同行
昔ながらの製法を守り続けたコットンメーカー テイメン。 水島臨海鉄道に乗って、コットン工場見学へ。繊維で栄えた倉敷の町の綿花とのかかわりと歴史を知る。 倉敷は400年ほど前は海でした。江戸時代に干拓しましたが、その土は塩分濃度が高く作物が育ちにくかったのです。そのため、塩に強い綿花を育てました。 育てた綿花を活用すべく繊維のまちとして栄えたのです。そんな倉敷も今はほとんど綿花は作られていません。 綿花を育てるのには広大な土地が必要なため国土の狭い日本では中々難しいのです。 しかし、その状況でも綿花は外国から仕入れてはいますが、創業70年以上の昔ながらの製法で丁寧に作られているコットンメーカーが倉敷に今もあります。 その工場を見学し、綿花を通して倉敷の歴史を体感してみましょう。 工場見学ではまず、テイメン株式会社の岸本社長による、テイメンの歴史、原材料である綿の産地によっての違いの説明、ビデオを見ながらの製造過程の説明から始まります。 原材料の綿花を実際に触り、違いを体感できます。 倉庫に移動し、輸入された原材料の綿の塊(約450㎏)を見学します。原産国によって花がらや木くずの処理レベルに違いが有ることがわかります。 コーマ糸と呼ばれる、高級な糸を紡いだ際に出る短い繊維を綿に混ぜることによって肌触りのよいコットンになります。運が良ければその原材料を見ることができるかもしれません。 次に実際に脱脂綿を作る工程に移動します。 いちばん古いものでは1913年に作られたイギリス、プラット社製のカード機【梳綿機(リュウメンキ)】をはじめ、倉敷紡績から譲り受けたものなど計25台のカード機がある作業場を見学します。 時期により、稼働しているカード機の数は変わります。整然と並んだカード機を流れる、シート状に延ばされた綿に圧倒されます。 現在製造されているカード機は改良され、高速で稼働していますが、テイメンではほとんど当時のまま稼働しています。生産効率は下がりますが、繊維をほぐし不純物を除去しながら一定方向に揃えてシート状にする重要な機械であるカード機で時間をかけ繊維を痛めないように原材料を解し、のばすことで、手触りのいい優しい脱脂綿ができます。 カード機を通ったシート状の綿はロール状に巻かれ、次の過程へ。 ロール状になった綿シートを脱脂します。総重量50tのロールをクレーンで釣り上げ、窯入れです。 そこで計7時間の工程を経て脱水し、乾燥したのち、もう一度ロール状に巻き戻します。 あとざらしというこの方法は先に脱脂してから綿シートにする場合と比べ、1工程多いので手間も時間もかかりますが、綿が均一になり、優しい風合いの綿シートになります。 そして巻き取られたロール状の綿シートは各所に出荷されます。 工場見学の後はテイメンのオリジナル商品のショッピングです。 肌の弱い赤ちゃんにはテイメンのおしりふきを、美容に関心のある方には化粧用コットンを。パッケージも環境に配慮されたものです。 往復に利用する水島臨海鉄道は2023年7月に倉敷~水島間開業80年を迎えた地元に愛される地方鉄道です。 季節ごとにイベントトレインを運航しているので、運が良ければ特別な列車に乗ることができるかもしれません。 高架上を走る列車からは倉敷や水島の町並みや田園風景を見ることができます。 コットン(脱脂綿)を作る際には、綿が持つ脂を落とすため何度も洗浄します。そのためには、大量の水が必要です。 テイメンでは、高梁川の水を使用しています。その高梁川は現在1本の川ですが、かつては西高梁川と東高梁川に分かれていました。 水害による治水工事のために東西高梁川は、1本の高梁川という川になり、酒津から東の東高梁川は廃川となりました。 その廃川となった東高梁川の旧堤防の上に作られたのが水島臨海鉄道です。 コットン(脱脂綿)を作る上で欠かせない高梁川。水島臨海鉄道に乗って、かつての東高梁川の水の流れを感じながら、工場見学に向かいます。
出团星期
星期一,星期二,星期三,星期四,星期五
所需时间
3.5小时
成人 (13岁以上)
JPY 14,500
儿童 (4-12岁)
JPY 14,500
观光名景
观光名景.1
綿花の通して繊維のまち倉敷の歴史を知ることができる
观光名景.2
一般公開していないコットンメーカー工場を見学することができ、産業遺産に選ばれた機械を間近で見て、高品質の商品を知ることができる
观光名景.3
地元で80年「ピーポー」の愛称で親しまれるローカル電車 水島臨海鉄道に乗れる
概要
行程
接客地点/ 当地集合
返回酒店 / 当地解散
9:30 - 9:35
集合
水島臨海鉄道 倉敷市駅に集合します。
9:35 - 9:50
自己紹介
通訳の自己紹介、簡単な流れの説明等を行います。 お客様のことも聞かせてください。
9:50 - 10:10
切符購入
各自切符を購入していただきます。 通訳がサポートしますので、ご安心ください。 購入後、ホームへ移動します。
10:10 - 10:30
水島臨海鉄道での移動
水島臨海鉄道 倉敷市駅から乗車し、浦田駅にて下車します。 廃川になった東高梁川の流れを感じながら、電車に揺られて移動します。
10:30 - 10:45
テイメン工場へ移動
歩いてテイメンの工場へ移動します。 10分程度の距離です。
10:45 - 12:45
工場見学
まずは、コットン製造工程の動画をご覧いただきます。原材料の綿を産地別に触っていただき、感触の違いを感じていただけます。 綿製造工程は、混打綿工程、すき綿工程、巻き取り工程、精錬漂白工程、乾燥工程と別れていますが、その全行程を見学していただけないこともございます。ツアー当日稼働している箇所のみの見学になりますことをご了承いただけますようお願いいたします。 そして、工場見学終了後はテイメンの製品をご購入する時間を設けています。 ぜひ実際に製品を手に取って見てください。
12:45 - 13:00
浦田駅に移動
歩いて浦田駅に移動します。
13:00 - 13:15
水島臨海鉄道 浦田駅ー倉敷市駅
行きと同じく水島臨海鉄道に乗車して、倉敷市駅に戻ります。
13:15 - 13:30
解散
簡単にツアーの感想をお聞かせください。 ツアー終了です。
当地集合
9:30
水島臨海鉄道 倉敷市駅前に集合です。JR倉敷駅ではありませんので、ご注意ください。JR倉敷駅南口を出て、右手に進むと水島臨海鉄道倉敷市駅があります。
当地解散
13:30
水島臨海鉄道 倉敷市駅前に集合です。JR倉敷駅ではありませんので、ご注意ください。JR倉敷駅南口を出て、右手に進むと水島臨海鉄道倉敷市駅があります。
商品信息
行程包含项目
- 导游费
- 通訳料
- 保险费
行程不包含项目
- 電車賃
- 商品購入代
必要事项
- 4歳以上
限制事项
- ベビーカー、抱っこ紐で、工場見学はしていただけません。
其他信息
- ・工場内は足場も悪く機械が稼働しており危険ですので、ガイドの指示に従っていただけますようお願いいたします。
- ・ガイドの案内のない場所へ立ち入ったり、むやみに触ったりしませんようお願いいたします。
- ・工場の稼働状況によっては動いていない機械もありますので、ご了承ください。
- ・お子様は必ず保護者の方とご一緒にお申込みください。
最少成团人数
- 2
取消规则
0%
2日之前到 17:00
50%
1日之前到 17:00
1日之前 17:00之后
100%
参加日